セイボリー風味のトマトスープリゾット



セイボリーは別名「豆のためのハーブ」 でんぷんとタンパク質の消化を助けるといわれています。ヨーロッパでは、ビビットな辛味を利用してペッパーの代用品としてカルパッチョなどにフレッシュを利用します。煮込むと辛みは飛びますが、ハーバルでクラッシックな香りは煮込んでも飛ばず、料理をワンランクアップさせてくれます。品種には多年生のウィンターセイボリーと1年草のサマーセイボリーがあります。夏場のガーデンで、涼しげで真っ白な小花を株いっぱいに咲かせてくれる美しいハーブです。

シーフードはそれ自体に少し塩味を持っていることと、セイボリーにミネラルが多く、少量のお塩でもしっかりとした旨味をプラスしてくれることから、味付けはいつもより薄目しましょう。様々な魚介がよく合いますが、さっぱりさせたいときには、さらにレモングラスのリーフをプラスしてもよいでしょう。

(3~4人分)
むきエビ(小) 10尾
ほたて貝柱(小) 6個
あさりのむき身 20個
50ml
トマト水煮裏ごしタイプ 1缶
白ワイン 50ml
400ml
チキンコンソメ 小さじ2
パルメザンチーズ 大さじ3
ウィンターセイボリー 3枝
ニンニク 1片
オリーブオイル 大さじ2
白コショウ 少々

(作り方)

1 鍋にオリーブオイルとつぶしたニンニクを入れ温め、香りが立ったらホタテとあさりを入れてさっと炒めて取り出し、次にエビと生米を洗わずに入れて、オイルを米全体になじませるように炒める
2 鍋にトマト、白ワイン、水、コンソメ、セイボリーを加えて強火にかけ、沸騰したらそこからさっくり混ぜて蓋をし、弱めの中火で20分煮る
3 セイボリーの枝があればとりだし、ホタテとあさり、チーズを加えてかき混ぜながらひと煮えし、盛り付ける      

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